リケジョからのビデオメッセージ
2022年3月 創成科学研究科理工学専攻 電気電子システムコース 修了 大野 愛佳
リケジョの声
なぜ電気科
テクノロジーの進歩が必至の現代において電気電子工学の力は必要不可欠です。ずっと仕事を続けていきたいと思っている私にはいい分野だと思いましたし、好奇心旺盛な私には電気という少しとっつきにくく、わかりにくそうな分野であることも魅力的に映りました。
入学の決め手
徳島大学は工学部が強く、中でも電気は就職も良く、定評のある学科であることを聞き、地元でもある徳島の大学に進学することにしました。
高校時代
理系科目が好きでした。数学が一番得意で、物理は始め苦手でしたが、解き方がわかった瞬間どんどん解けるようになる感覚にびっくりして、物理も好きになりました。暗記科目がとにかく苦手だったので、文系科目がダメでした。理系科目が好きだったのも電気電子工学科に入学した1つの理由です。
大学生活はどんな感じか
授業はレポートやテストも多く、大変でしたが、先生も優しく、質問とかに行っても丁寧に対応してくれ、乗り切ることができました。また、大学は勉強以外にもいろんなことに挑戦するチャンスがあり、私は留学に挑戦しました。留学に行くことを決めた時には学科の先生も全力で応援して下さり、相談にもたくさん乗ってくださいました。
今後の目標
私は世界を舞台にエンジニアとして働きたいと思っています。様々な社会課題に強い関心があるので、世界の課題解決に取り組んでいける人材になりたいと思っています。
女子少なくてどうか、メリット、デメリット
デメリットは同性の友達がなかなかできないことです。しかし、学科外に趣味やサークルをきっかけに友達を作ることもできるので、心配はいらないと思います。メリットは学科に女性が少ない分、女性の先輩、先生と仲良くなりやすいです。先生は気にかけてくれますし、学年をまたいで、学科の女子でごはんに行くこともあります。そのような付き合い方ができるのは女性の少ない電気ならではだと思います。
2022年3月 創成科学研究科理工学専攻 電気電子システムコース 修了
大野 愛佳
みなさんは、理系についてどんなイメージを持っていますか?
私が高校生の頃は、難しそう、男子ばかりなのかな、、、などと考えていました。
実際に入学すると、本当にそうでした。(笑)
ですが、そうだったからと言って、理系の学科に決めたこと、電気電子を専攻にしたことに後悔はありません。
もちろん、電気の基礎から学ぶということは簡単なことではないので、勉強には苦労しました。テストの前なんかは毎回必死でした。そのため周りの友達と教え合ったり、時には教授の方々に直接質問しにいきました。そのようにして得た知識は、就職した今でも役に立っています。
また、女子が少ないというのは、デメリットのように感じるかもしれませんが、メリットでもあると思います。女子が少ないので同級生だけでなく、先輩、後輩などいろんな学年の人とつながれます。そのおかげで授業の相談が気軽にできたり、お喋りをしたりしてとても仲良くなれます。私はコースで出会った友達と、国内、海外の旅行に行ったり、就職で離れた先輩と今でも時々ごはんに行っています。なので、女子が少ないから、という理由で理系を選ばないのはもったいないです!
高校生の頃に、将来の夢がはっきり決まっている人なんて、そういないと思います。私自身もそうでした。私は理系科目が好きだったこと、そのなかでも今は生活するうえでなくてはならない電気を勉強してみたいと思ったので電気電子を選びました。そのくらいざっくりした考えでしたが、就職してから本当に電気を選んでよかったと実感しました。今、スマートフォンやPCなどを含めた電子機器やクラウドサービスなどがどんどん発展しており、電気電子の知識はとても重要で必要とされているからです。自分の進路は自分で決めなくてはいけません。後悔しないように、じっくり考えてください。その中で、ぜひ電気電子も候補に入れて考えてみてくださいね。そして、これからの世の中を支えるものづくりに必要とされる知識を、大学で身に付けてください。もちろん、勉強だけではなく、多くの人と関わって、いろんなことに挑戦してください。就職してからではなかなか時間が取れず、容易にできないこともたくさんあります。
学生のうちにしかできないことを精一杯楽しんで、素敵な学生生活を送ってください!
2021年3月 先端技術科学教育部 電気電子創生工学コース 修了
就職先:株式会社 京セラ
長田 奏美
学生のみなさん、想像に難くないと思いますが、社会人は時間に関して本当に不自由です。大学生の自由な時間をやりたいことに費やしてください。そうは言っても、やりたいことなんてみんな持っているわけではないと思います。そのときは無理矢理にでもアクティブに動くべきです。
私は学生時代、勉強は得意ではありませんでした。偶々縁あって大学4年の時に研究室の先生から声をかけていただき、初めて行く外国である韓国で自分の研究を発表することになりました。行く前は乗り気なんてなかったし、憂鬱にさえ感じることもありました。それは自分が海外に行くだなんて無縁だと思っていたし、英語なんて殆ど話せなかったからです。しかし、しっかり準備をしたうえで実際に行ってみたら想像以上に外国人と話すことができました。
それからは憧れでしかなかった北欧にも手が届くんだと思い、具体的に旅行の計画を立てました。アルバイトでお金を貯め、就職活動が辛いときは北欧旅行のことを考えて乗り切りました。そして卒業旅行でスウェーデンに行き、目標のオーロラを見ることができました。写真でしか見たことがなかったオーロラを実際に見たことは自分の中で誇りであるし、自信となりました。
人は具体的に動かないと、やりたいことなんて見つからないものだと思います。もし、大学4年間を何となく過ごしてしまうんだろうなと思っている方がいたら、とりあえず周りに声をかけてみてください。周りとの縁が持ってきてくれる発見もあるかと思います。
どうか、4年間を精一杯遊んで、たまに勉強もして、有意義に過ごしてください!
2019年3月 電気電子工学科 卒業
就職先: 株式会社 JR西日本テクシア
大浦 あかり