四変テック(株) 
 代表取締役社長

  余喜多 博

  昭和 42 年卒業

 私は 1967 年に電気工学科を卒業し,四国電力に入社しました。発電、送電、変電、配電設備の建設計画や電力系統の運営などの業務に携わってきました。その後、2001年に四変テックに移り製造業を経営しています。電力機器、電子機器、照明機器、精密金型を支える四つの異なるテクノロジーを武器に、新規事業や新製品を世に送り出したいと努力を重ねています。
 卒業して以来、電力技術、物作りと二つの技術の世界で仕事をしてきましたが、全世界が凌ぎを削る大競争の社会では、独創的な発想とグローバルな知識と知恵の大切さを痛感しています。
 母校の徳島大学ではその素地を育み、磨く学習環境が整っています。実験・実習を重視した実践教育、学科の特色を生かした基礎・応用研究、地域社会や企業との連携による先端的・学術的研究。また、卒業後も変わることのない教授陣との交流、それを大きく包む豊かな自然に恵まれた閑静な生活環境など魅力が一杯です。
 皆さんも工学部で、若いエネルギーを燃やし、友を作り、自分を磨いて社会に羽ばたきませんか。
 
日亜化学工業(株)
主幹研究員
(現:カルフォルニア大学・教授)

  中村 修二

  昭和 52 年卒業,
  昭和 54 年大学院修士課程修了

 私は 1977 年に電子工学科を卒業し 79 年に工学部大学院修士課程を卒業しました。大学 4 年のときの卒業研究には材料の研究が好きであったので,固体材料を研究する講座に入り,強誘電体材料の研究をしました。
 大学院卒業と同時に地元の現在の会社に入社しました。会社は当時従業員 200 人ぐらいの中小企業で蛍光体を製造する化学会社でした。私は開発課所属となり,運よく好きな半導体材料の研究をするようになりました。当時は予算がなく測定装置など皆無に近く,大学の装置で測定,材料の加工をやり,大学の先生にはお世話になりました。こう考えると母校の近くに就職するといろいろ便利なことがあります。
 10 年程,赤色発行ダイオード用半導体材料の開発をし,製品を作ったのですが,成果はあまりよくありませんでした。89 年からやけくそ的に誰もやっていない窒化ガリュームという材料を選んで,青色発光ダイオード研究を開始しました。その結果 93 年に世界で初めて高光度青色発光ダイオードの開発,製品化に成功し一躍注目を浴びるようになりました。
 現在は世界初の青紫色半導体レーザの開発,製品化に向けて頑張っております。
 

平成5年入学  T.I.君


 大学に入って一番に強く思ったことは、高校時代とは違って、ほぼ自由なことが出来ることでした。別の解釈をすると、「自分の行動には自分で責任を持つ」ということです。当然、勉強も生活も自分の責任でしっかり計画しておかないと、後悔することになると思います。就職に関しては、同レベルの私立大学に比べれば、かなり良いように思います。最終的には、入学当初のやる気というものをいかに持続するかということが一番肝心だと思います。大学に入ってから、いろんなことを経験して、自分の人間性というものを鍛えてみて下さい。そうすれば、かなり充実した学生生活が送れるはずです。
 

平成3年入学  T.T.君


 私は、あまり遠くの大学へ行く気がなかったので、四国内で就職先の良い大学を基準に選択しました。高校時代の先生に、“徳大の電気電子工学科は伝統もあるから就職はいいと思う”と言われ入学しました。大学に入ってからすぐに悟ったことは、電気電子工学科の厳しくとも優しい授業を受けて卒業した人は、すぐに役立つ技術者になれるだろうということです。実際、大学受験よりは勉強したような気がします。大学生活は短いので、部活やバイトなど、いろんな事にチャレンジしてみましょう。全て自分の経験となり、必ず何処かで活かされると思います。
 

平成5年入学 N.Y.君


 私が徳島大学工学部電気電子工学科を選んだ理由は、常々身のまわりにある家電製品などが魔法の箱に思えてならなかったからです。大学で学んでいると次第に、それらが魔法でなく現実的な理論に裏付けされたものだと解ってきました。工学的な専門知識は難解ですが、知識が増えていくごとに今まで謎だったことが解明されていきます。これは以外と感動を覚えるものです。日頃、疑問に思っていることがある人は電気電子工学科で勉強してみてはどうでしょうか。
 

平成5年入学 K.K.君


 現在、電気というのは生活の一部で必要不可欠なものとなっています。私は電気に携わる仕事に就きたいと思い、電気電子工学科を選びました。入学前に、電気電子工学科はいろいろな面できついと聞いていました。しかし、実際は確かに他の学科よりも多少忙しいですが、広い分野に渡る知識を身に付けることができるので入学して良かったと思っています。それから、3年次には工場見学があり、一流企業で働く先輩方に会えたり、日頃見ることのできない工場内や研究風景を生で見ることができます。これにより、将来就きたい仕事が見えてくるかもしれません。数学や物理が得意な人、あるいは少しでも電気に興味を持っている人は、電気電子工学科に入ってみてはどうでしょうか?